トランプのトップメーカー。これがエンゼル商事株式会社を一番端的に表現している。昔は文具店に、今では大型玩具店、百貨店、スーパー、コンビニなどにANGELブランドのトランプが数多く並べられている。「人と人との対話、人々の心豊かなひとときにお役に立てる」をモットーに人に喜ばれる商品の開発や品質の追求を行ってきた。昭和38年には製造部門であるエンゼルトランプ株式会社を設立し、マーケティング、商品企画開発、デザイン、生産、品質改善、販売を一環してできる体制を確立し、ますます消費者第一の品質を追求できる基盤を固めた。
トランプシートはトランプ遊びに適したものを研究し、厚さやしなり、ソリ具合まで考慮したトランプ専用用紙を開発し、消費者の求める条件を満たすことができた。またプラスチックシートは時代を先取りして塩化ビニールを排除したペット系エコロジートランプシートを開発し、「エコトランプ」として売り出した。商品はマーケットで高く評価され、トランプを収納するプラスチックケースも再生ペットを使用するこだわりで、地球環境への配慮を続けている。
当社では飽くなき品質を追求し顧客満足度を高めていく。日本国内で流通している高級トランプの約7割以上はANGELブランドといわれ、現在では「トランプといえばエンゼル」という市場シェアを確立するに至った。

近年では世界で展開されているカジノリゾート施設のうち、数10ヶ国のカジノリゾートでANGELブランドのトランプが使用され、確固たるシェアを占めるに至っている。なぜか?
エンゼルの最近の取り組みを振り返ってみると、それは次の2点に集約されるであろう。


エンゼルは10年以上も前から世界中のトランプユーザーの中で最も要求水準が高いカジノ(=いわゆる「プロディーラー」)がトランプに対して共通して要求するニーズや顧客ごとに多種多様に異なるウォンツを、真面目に把握・理解し、トランプの製品品質向上への要求として真正面からこれを受けとめ、商品・サービスに反映させてきた。


カジノ顧客の高レベルな要求品質を実現するための取り組みは、従来の自社生産加工方式の延長戦的改善には決して留まらない。取り組みの矛先は、上流に位置される原材料や原材料の生産工程の革新にまで及ぶ。

数多くの仕入先を「パートナー」と位置づけ、従来に無い最新/最先端の目標に向かって互いに切磋琢磨するプロセスが、既に世界中の同業他社の追随を許さないレベルの製品品質水準の獲得という成果に繋がっている。(これは自社のお手盛りでは決してなく、顧客からの生の声によって具体的な数値によって検証された事実である。) 
また、この品質向上への継続的な取り組みは、副次的に自社工程の飛躍的な生産性向上と諸処のロス削減という、コスト競争力の飛躍的な向上をももたらすことになった。
とは言え、エンゼルのモノづくりは未だ発展途上段階にある。原材料の特性上も製品の特性上もトランプの生産と切って切れない関係にある「ばらつきとの終わりなき戦い」は、今後も際限なく繰り返される。現状に甘んじることなく妥協せず究極のものづくり工場を自分たちで創造していくことがエンゼル成長の源であり、それに真正面から真面目に挑戦できる社員こそが当社の強みの源泉である。